データベース作成・JPA・JSF・Webサービスのデモ

実はこれが先々週に行われたJavaコミュ@九州準備会で行われた内容だったりします。私も先週末同様のデモを作成していたのですが、試行錯誤を繰り返しながらの為、デモのFlashを編集するのが面倒になってしまい公開をあきらめたのでした。
なのでリンク先のデモは必見ですよ!
やっていることはNetBeans+GlassFishでデータベース及びテーブルを作成して、そこからJPAのEntityクラスを作成しています。デモを見て頂くと一目瞭然ですがEntityクラスはJPAアノテーションがついた状態で自動生成されています。すごいぜNetBeans
で、同じくEntityからJSFのManagedBeanとJSPの自動生成。これを行うとCRUDに対応したJSPとManagedBeanが生成されます。それからWebサービスを作成し、クライアント(Swing)からWebサービス実行という流れです。
このデモを見るとわかるようにEclipseNetBeansの思想的な違いがみてとれると思います。
最小限の機能を提供し、自分好みにカスタマイズしていくEclipseと、インストール時から即アプリケーション開発が可能な機能を提供するNetBeans*1
そして、基本的にはソースコードガリガリ書いていくEclipseに対し、可能な限りコードの自動生成を行うNetBeans
NetBeansは思想的にはMicroSoftのVisualStudioに近いんじゃないかと思います。
こういうふうに書くとNetBeansがいいことずくめのように思われますが、実はそうでもありません。NetBeansEclipseに比べとにかく重いんです。それとエディタ機能がいささか貧弱です。エディタ機能に関してはNetBeans6.0である程度改善されるようですので、あとは動作の軽快でしょうか。そこが解決されれば、私はNetBeansに乗り換えるでしょうね。
1つ言えることはこれからJavaを始めたいと思っているプログラマNetBeansを使いなさいということ。多少重いですが、動かすアプリケーションを作成するのは圧倒的にNetBeansのほうが早いです。まず、動くものを作れないとプログラミングは楽しくないですからね。
でもNetBeansだと自動生成されたコードに大事なことが書かれているので内容の把握はもちろんしていかなければなりません。そこで前回行われた勉強会の後の飲み会で「EJB3.0の読書会をやろう」という企画が持ち上がっています。
Pro EJB 3: Java Persistence API
隔週 ? 曜日にみんなで集まってEJB3.0とついでに英語の勉強をしようぜという趣旨*2です。目的は九州のJavaコミュニティメンバーのスキルの底上げです。話がどこまで進んでいるのがわかりませんが、私はやる気マンマンです。
今のところ九州で定期的に行われいる勉強会は「SICP読書会」くらいなので「EJB3.0読書会」も同じように定着させることができればよいなぁと考えています。
あと関係ないのですが「js入門」ってどうなったんでしょう。id:brazilさん今の状況はどんな感じでしょうか?

*1:Tomcatも同梱されています

*2:Pro EJB3は洋書