言語を愛するということ

プログラミング言語に優劣はない、と基本的に私はそう考えている。「Javaが一番だよ」とか「Rubyを知ったらJavaなんてやってられないね」なんて記事をよく目にすることがあるがそういったブログのエントリーを辿っていったらこの記事に行き当たった。非常に共感するものがあったので引用する。


例えばJavaを(もしくはfoobar言語を)絶対的に良い言語だとは口が裂けても言えないが、Javaの続けている進化はそれを愛する人にはかならず福音を与えてくれる。
言語が与えてくれる力をプログラマの動きを縛り付ける不要なルールであると見なすか、プログラマの行く末を支えてくれる命綱であると位置づけるか、それはプログラマが判断しているだけなのだから。
だから、愛した言語がすべてである。
そう愛、愛なんですよ。私はJavaの言語仕様というものに詳しくない(しあまり関心も無い)。しかしJavaを愛している。オープンソースで提供される有用なライブラリ群や反省を糧にして常によいものを出し続けようぜ!という気概。私はそういうJavaを取り囲む環境が大好きだ。愛しているといっても過言では無い。
私とJavaとの蜜月はどこまで続くかはわからない。今はPythonにアプローチしようかと思っているわけだし。
そして、プログラミング言語のよいところは浮気しても誰からも咎められないところだ。
たとえ浮気したとしても女性関係のようにこじれたりしない。複数の言語を高レベルで使いこなせるようになれば、逆にモテるだろう。だから浮気相手を慎重に吟味しながら、積極的に浮気しようと思う。その結果愛が生まれればそれに勝る喜びは無い。
Let's Enjoy Programming!

(追記)
間違っていたら申し訳ないのですがid:Isoparametricさんはあの*1の方でしょうか?
間違っていました。id:Isoparametricさん申し訳ありません。
ついでに説明しますと、http://kiminiainiyukou.net/unplugged/というテキストサイトがありました*2。そこに綴られている文章はとても穏やかで、私がそういうサイトを運営していた時分には、足繁く通っていたものです。
今ではblogの流行もあってこういったサイトは随分と減ってしまいました。彼等(彼女等)はどこにいってしまったのでしょうか?
蛇足ですが、最近話題になっている無断リンクディープリンク禁止という議論について。私が最初に持った感想は「懐かしい」でした。世代が変わると同じ議論がループするものなんですねぇ。

*1:テキストサイト

*2:今もあるのですが、随分前から更新は途絶えています。