Javaコミュ@九州

id:m-hashimotoさんとid:nowokayさんが中心で立ち上げるらしいです9月9日(土)、Javaコミュ@九州立ち上げ「夜学」
こういった動きは私にとっては待ち望んでいたものの一つですので少しフライング気味ですが参加希望しておきます。
ちょっと話がずれますが、現在の福岡で受注できる案件の状況をお話をしたい思います。あくまで私自身の主観によるものなので、いささか信憑性に欠けるものがあるかもしれませんので、ご指摘をいただければと思います。
現在、福岡でもっともHOTなのが、電力関係。このプロジェクトでは日立・東芝・九電ビジネスソリューションズなど、大手ベンダーが仕切っていまして、私はその孫(もしくはひ孫請け)の協力会社の人間としてこのプロジェクトを参加していました。その時に感じたことをいくつか挙げておきたいとおもいます。

  • PMOがまったく機能していない
  • 過去の資産に引きずられてしまっており、その結果、つぎはぎのシステムが出来上がっている
  • 上記PMOの管理が杜撰かつWebアプリケーションの知識に乏しいため(web.xmlがなんなのかも知らなかった)各サブプロジェクトを一斉にデプロイした際にトラブルに見舞われた。

という苦い経験を持っており、あまり良いイメージを持っていません。
で、それ以外の案件が福岡にあるかというと非常に少ないんですね。私のオフィスのマネージャの話によると東京と、神奈川で発生する案件が全体の70%程を占めるそうです。残りは東海(トヨタ関連のプロジェクト)のようです。九州で発生する案件は本当に僅かなようです。
この件に関してはソースを提示できればよいのですが、探してみても見つかりませんでした。が、福岡に本社をもつソフトハウスはある程度の規模になると、必ずといってもよいほど東京に支社を設立しています。よって私の仮説は間違っているとは思っていません。
で、おそらく福岡に限らず地方のソフトハウスのビジネスモデルとしては「東京で案件を受託」->「要件定義までは東京で行う」->「実際の開発は地方で行う」という手法をとっているのではないかと思います。
しかし、こういったビジネスモデルではどうしても経費が嵩むという問題がつきまといます。そして東京-地方のコミュニケーションを円滑に行うことができるとかどうか、という課題もあります。
これの問題及び課題をどう解決していくか、というのが地方に拠点をおくソフトハウスの生き残りを大きく作用していくのではないでしょうか。
…話がずれてしまいましたね。Javaコミュ@九州で、期待しているのが個々のエンジニアが関東の技術者に負けない(というか勝てる)ほどのスキルを身につける為の場として機能できることを期待しているわけです。
もちろん個々のエンジニアの努力は必要です。しかし、独学では限界があります。ひとつのテクノロジーに対して参加者が多角的な視点を持って盛んにディスカッションができる場になればよいなぁ、と思っています。
私自身も意気込んで参加するつもりなのでよろしくお願い致します。